都内で“大人のヘアケア専門家”として活動している木村 賢司(キムラ ケンジ)と申します。
突然ですが、あなたは毎日シャンプーで髪を洗っていますか?
今、自信を持って「はい!」と答えたあなたはキケンかもしれません。
そうお考えの方は多いかと思います。
そんな方々を「シャンプージレンマ」から救うべく、今日は毎日のシャンプーの必要性や危険性についてお話ししていきます。
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毎日シャンプーしなければならないほど髪や頭皮は汚れません
その原因は大きく分けて2つ!
髪がパサつく原因① シャンプーの洗浄力が強く、皮脂を落としすぎている
これはほとんどのシャンプーに当てはまるかと思います。
「マイルドな洗浄成分」を売りにしているシャンプーは「洗浄力がほとんどない」だけで、頭皮は良くとも大切な髪は洗えていなかったり、
かといって洗浄力が強いと、髪は洗えてスタイリング剤なんかも落とせても、
皮脂を奪いすぎては乾燥の原因になったり、
はたまた頭皮が「皮脂がない!!皮脂を振り出せー!!」と危険信号を出し、返ってベタついたりフケになったり。
髪がパサつく原因② シャンプートリートメントのコーティング剤が髪表面に蓄積している
髪にコーティング剤が蓄積していると聞くと、なんだかベタつきそうな感じがしますよね。
その通り、髪はベタつきます。
なのにパサパサ、バサバサ。
なんでベタつくのにパサついてまとまらないのかというと、
コーティング成分が髪を覆い続けることにより、
閉じ込められた髪の内部の水分バランスが髪の芯へと集まっていき、その側の水分が失われていくのです。
これにより、髪はパサつきます。
そして、覆いかぶさったコーティング成分が髪をベタついて見せるのです。
対策は「お湯シャン」ではなく「髪シャン」が有効
世間にある程度知れ渡ってきた「お湯シャン」ですが、これも確かに有効です。
お湯シャンとは、シャンプーやトリートメントなどを一切使用せず、「お湯で洗い流すだけ」という極めてシンプルなヘアケア法。
ですが、髪につけるトリートメントやスタイリング剤は油分であることがほとんど。
水と油ははじきあう性質を持っているのでお湯だけでは落とせない汚れがあります。
ですのでお湯シャンはしばらく続けていくうちに皮脂が酸化してニオイの原因になることも。
そこでオススメなのが「髪シャン」になるということなんです。
髪シャンってなに?
髪シャンとは、僕が提唱する新たなるヘアケア法。
もうお察しの方もいるかとは思いますが、
髪シャンとは「シャンプーを頭皮にはつけず、髪にだけつける」新しいシャンプーのしかた。
これにより、頭皮の皮脂をある程度キープしつつ、髪に付着した油汚れはキチンと落とすというもの。
これだけでお風呂上がりの頭皮のかゆみが解決されたりもするのでホントにおすすめですよ。
髪シャンの手順
・はじめにお湯で髪と頭皮をしっかりと流します。(目安時間はいつもシャンプーを流す時くらいしっかりと!)
・続いてシャンプーを手にとり、手のひらによく広げてください。
・広げたら毛先から握るようにしてシャンプーをなじませ、徐々に中間にまで握るようにシャンプーをなじませます。
・泡立てたところでその泡を根元の方の髪になでつけるようにつけて(多少頭皮に泡がついても構いません)、
・根元に泡をつけたらすぐさまシャワーでよく洗い流します。
・流したらトリートメントを中間〜毛先にかけてよく手ぐしを通してなじませて、流したら完了♪
髪シャンの効果と狙い
髪シャンをすることによって皮脂の落としすぎを防ぐことで、
同時に髪の乾燥を防ぎ、「頭皮環境の正常化」が行われますので抜け毛対策にも有効だったりします。(もちろん個人差はございます!)
これでパサつきが改善されなければ、原因はシャンプーにありますので
解決するにはシャンプーの買い替えが必至となります。
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まとめ|髪のパサつき解決は原因を知ることから
髪がパサつく原因はこれ!
- シャンプーの洗浄力が強く、皮脂を落としすぎている
- シャンプートリートメントのコーティング成分が髪表面に蓄積している
解決策をおさらい
髪だけにシャンプーをつけて洗う「髪シャン」での対策が有効。それでよくならない場合はシャンプーを変える必要あり。
ココがポイント
ココに注意
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