数々の人気美容師が“自宅でも”愛用するヘアアイロンKINUJO。
当メディアがおすすめするヘアアイロンランキングでも見事1位に輝いています。
KINUJOの最大の特徴は『シルクプレート』です。
シルクプレートとは
高温状態で水をかけても、すぐに蒸発しないほどの保湿力
世界最高峰に摩擦力の低い素材を使用し、髪へのダメージを極限まで抑える
つまり、高温でありながらも髪の水分の蒸発を防ぎ、
ダメージを防ぎつつ、しっとりツヤのある仕上がりにスタイリング可能な
魔法のようなプレートです。
同じシルクプレートを搭載するヘアアイロンで、実際に水をかけてみましたが、
この通りです。(アイロンの温度は180度)
通常のアイロンであれば「ジュー!!」と音を立てるのですが、シルクプレートは本当に水が微動だにしませんでした。(※故障する可能性があるのでマネしないでください)
絹女〜KINUJO〜とKINUJO W(通称キヌージョワールド)のどっちを買うべきなのか…
結論から言うと…
こんな人におすすめ
- 絹女→ほぼ全ての人。高いけど値段以上にこっちがおすすめ。
- ワールド→海外在住の人、海外旅行に使いたい人。
そのため個人的には海外対応であってもインフラに不安がある場所では使用しないことをおすすめします。
絹女がおすすめ!とはいえ、言うのは簡単です。
ネットで調べて出てくる情報は実際に使ってもいないのに、
公式サイトに記載されている重さや温度を数字で比較しているだけだったり…。
それも大切なのですが、
ということで…
絹女とキヌージョワールドを実際に比較しました!
(左がキヌージョワールド、右が絹女)
まずは見てわかることを比較していき、
その後に使い込んでわかった違いについてお話ししていきます。
キヌージョワールド…税込13,200円
絹女〜KINUJO〜…税込19,800円
▼スペックの違いはこんな感じ
型番 | 絹女 | ワールド |
電源 | AC100V 50/60Hz | AC100-240V 50/60Hz |
本体サイズ | 約29(長さ)×6(横幅)×3.9(高さ)㎝ | 約29(長さ)×4(横幅)×3(高さ)㎝ |
プレートサイズ | 約10(長さ)×2.8(横幅)㎝ | 約9(長さ)×2.4(横幅)㎝ |
重さ(本体のみ) | 約390g | 約346g |
温度調節 | 約130〜220℃(10℃ずつ調節可) | 約140〜220℃(20℃ずつ調節可) |
コード長 | 約2.5m | 約2m |
付属品 | 取扱説明書 | 取扱説明書・キャップ |
海外対応 | × | ◯ |
違いをわかりやすくまとめると…
- ワールドはプレートが小さい
- 絹女はプレートが大きい
- ワールドは最低温度が140度で20度刻みの温度調節
- 絹女は最低温度が130度で10度刻みに温度調節
- ワールドにはキャップがついている
- 絹女にはキャップがついていない
- ワールドは海外対応
- 絹女は海外対応していない
▼実際に見比べて見てください
(左が絹女、右が絹女ワールド)
(左が絹女ワールド、右が絹女)
素人目に見ても、絹女ワールドは若干ながらも“安価なプラスチック感”が否めず、明らかに絹女の方が高級感があり、作りもしっかりしている印象を受けます。
絹女とキヌージョワールドの重要な違いを解説
そうなんです。でも実は…
筆者も目を疑ったのですが、公式ページに確かに記載されています。
KINUJO公式より引用
よーく見ると…
キヌージョワールドには致命的な弱点が…!
ワールドの弱点①隙間
この写真をご覧ください。
ぱっと見では気づかないような小さな違いなのですが、髪に与える影響はかなり大きくなってきます。
特に前髪のスタイリングのやりやすさには大きな差が開きます。
▼スライドして違いを見比べられます
全体をスタイリングする際は特に問題ないのですが、
前髪などの毛の量が少ない部分をスタイリングする時に、隙間があると髪に熱が入らなかったり…
前髪をうまく挟めないおかげで「ここの前髪は流れたけど、ここは全然流れない!」なんてことにもなります。
ですが、これは「キヌージョワールドが粗悪だ!」という話ではなく、世の中に出回っているほとんどのヘアアイロンに隙間があります。
キヌージョワールドにはない絹女の優れた機能
あまり知られていないのですが、絹女のプレートにはこんな機能があります。
この機能で期待できること
- 強く髪を挟んでしまっても傷ませにくい
- プレートに隙間があったとしても、均一にカールを作れる
- アイロンでパチっと挟んだ際にできる線ができづらい
ワールドの弱点②最低温度が140度と、なぜそれがダメなのか
絹女は130度から10度刻み、
ワールドは140度から20度刻みですが、
知ってましたか?“髪が耐えられる温度は130度まで”
あまり知られていないのですが、髪が耐えられる温度は諸説ありますが、
また、このような研究結果もあり↓
髪は80度あたりから傷み始めると考えられるとの結果も出ています。
このような諸説から、乾いた髪は触れないほど熱くなるのはNGと言えるでしょう。
アイロンの温度=髪の温度ではなく、髪がそれ以上熱くならない温度
180度のアイロンをサッと通したからといって髪の温度も180度になるということはありません。
アイロンの温度=髪の温度がそれ以上になることはない温度
だと捉えるとわかりやすいです。
例えば130度のアイロンをサッと通せば髪の温度は「あたたかい」程度にしか上がりません。
なので、
という人でも、
髪の耐えられる温度が130度の場合…
最低温度が140度というのはキヌージョワールドの致命的な弱点と言えます。
ワールドの弱点③作りの良さが絹女に劣る
(スライドして違いを見比べられます)
ワールドのプレートには歪みがありますが、絹女にはほとんどありません。
また、プレートのない先端部分の余白も絹女は短く、細かいスタイリングがしやすい作りになっています。
ここまでのまとめ
- ワールドのプレートには隙間があり、均一にカールを作ることが難しい
- ワールドに付属するキャップは耐熱でなく、あまり使えない
- 海外で使うならワールド一択
- 絹女はプレートに隙間がなく、カールが均一になる
- 絹女は130度から設定できるので140度のワールドより髪に優しい
- 買うなら絹女がおすすめ
美容師が実際に絹女とキヌージョワールドを使い比べてみた
毛先のスタイリングが一番違いを感じやすいので、今回は毛先で比較していきます。
筆者は美容師なので、モデルはお客様にご協力いただきました。
そして…
美容師がスタイリングするとなにを使っても綺麗に仕上げてしまうので、
ポイント
お客様ご自身に毛先をスタイリングしていただきました。
キヌージョワールドで毛先をスタイリング
▼アイロン前
ワールド140度で毛先に軽く通すと…
こんな感じに。
やはり隙間のある部分は流れづらく、ギュッとアイロンを握るようにスタイリングしないとうまく流れませんでした。
絹女で前髪をスタイリング
▼アイロン前
ここから絹女を130度で通すと…
こんな感じに。
よく見ると絹女の方が綺麗なカールになっています。
(スライドして見比べられます!)
実際に使い比べた感想は?
筆者は美容師なので、お客様ご協力のもと、
キヌージョワールドと絹女を使い比べていただきましたが、
やはり絹女の方ツヤが出やすいとのことで、
といった声をいただきました。
それぞれの口コミを比較
ここまでは美容師目線で実際のユーザーとして比較してきましたが、
ここからは実際に購入した一般の方の声を比較していきます。
キヌージョワールドの良い口コミ
ソッコーで届いてびっくりしました。
元祖モデル(?)と悩みましたがキャップが付いてるところ、海外対応なところ(今はコロナで行けませんが…)に惹かれてこちらにしました。
今までのアイロンで起きてた乾燥パサツキがなく、水分を含んだままつるっつるになります。
たかがアイロンと思ってましたが、機種でこんなに変わるのかと感動しました。
元祖モデルより劣るのは設定温度が20度単位であるところくらいでしょうか?個人的には気になりません。
設定温度の記憶機能があればもっと良かったです。
もう一台買おうかと思いましたが、元祖モデルとどちらにしようか悩み中です。
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女性
かなり速く温まるし、つやつやのストレートになります。
いろいろなアイロンを使ってきましたが、かなりお薦めです。
ただ、挟む面積が小さいので、もう少し長さがあってもいいかなと思います。
カバーもあるので、持ち運びもしやすいです。
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キヌージョワールドの悪い口コミ
ん〜。
女性
巻き髪は上手にできるけど、ストレートは綺麗にできません。厚さがあるからなのか、根元からはかけにくいです。どんなアイロンでも髪は痛むと思います。この値段を出してまで買わなくてもいいなと思う商品です。
楽天市場より
女性
まず、髪がひっかかり痛みそう
ムラがあってストレートになりにくい
高温にしてやっと自然なストレートになるくらい
1万もした意味がわからないです
仕上がりがいい訳でもない
半額のを使用してましたが、そちらのが断然綺麗に素早くムラなくストレートになった
無駄金でした
絹女の良い口コミ
これは本当に凄い!
女性
別のアイロンとは比べ物にならないくらいのツヤ髪になれるしサラサラストレートが長時間持続!スイッチONから180℃になるまで早いから朝の忙しい時でも直ぐにスタイリングできるから嬉しい♪
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髪がパサつかない!
女性
200℃の高温状態で水をかけてもすぐに蒸発しないほどの保湿力があり、
髪へのダメージを最小限にしてくれるのが気になり使用しました。
髪を傷めたくないけれどヘアアイロンを使いたい人に
最適なプレートになっています。
プレート部分は水洗い可能。
清潔に保てるのが嬉しい!
温度が上がるのがとにかくはやいので忙しい朝にはとても助かります。
カールもつけやすくなっているのもポイント。
プレートの滑りがとてもいいのでアイロンを使用してる最中に髪の毛が引っかからず
スルスルっとストレートにできてストレスなし。
使用後の髪も、髪の水分が蒸発している感じがなく
しっとりしたまま仕上がる感じでした。
しばらく使ってみましたが普段に比べると全然髪が傷まなくて嬉しい。
絹女の悪い口コミ
女性
今まで安いヘアアイロンを使っていました。
こちらと、もう一つ同じお値段のヘアアイロンと迷いましたが、こちらを購入しました。
うーん…期待が大きすぎたかな…
仕上がりは、ペタンとなってしまいます。
軟毛で、量は少なめだからかも知れません。
温まるスピードと軽さ、使いやすさは、とてもいいですが、仕上がりは普通にでした。
プレートが左右に動く
女性
プレートが左右にグラグラに動きます。しかも楽天で購入したのにAmazonから配送がとどきした。。。謎です。
結論:買うなら絹女がおすすめ
機能性はもちろんのこと、プレートの大きさや温度調節の幅まで、ほとんどにおいてワールドに優っています。
ワールドは海外対応していますが、やはり作りが絹女よりも粗く、悪くいうと少しチープな印象を受けました。(それでも他者のヘアアイロンに比べたらかなり優秀な商品です)
海外在住の方でない限り、どちらか迷ったら絹女を選ぶことをおすすめします。
注意ポイント
唯一の注意ポイントは公式ストアから購入しないと1年保証がつかないこと。
なんと!
大人気モデルKINUJO〜絹女〜
緊急入荷\安心の1年保証&送料無料/
編集長再販後は毎度即日完売!ご購入はお早めに。↓↓↓
プロストレートもわずかに在庫あり!
プロストレートアイロンが正規販売店で在庫わずかにあります!KINUJOストレートアイロンの最上位モデルなので、品質は言うまでもありません。ぜひ、在庫があるうちにお買い求めください。
※プロシリーズは公式ストアでの販売がなく、正規販売店のみの取扱いとなります。
転売目的での購入が急増しております。そのような目的でのご購入はお控えください。
追記:絹女プロストレートも比較【3つの違いを発見】
2022年11月21日より発売開始のKINUJO PROストレートアイロンも比較していきます。お値段は税込28,000円と、プロの名を冠するだけあって一番高く設定されています。まずは並べて違いを確認。
上から順にプロストレート・絹女〜KINUJO〜、KINUJO Wと並べてみました。どのモデルも大きさはさほど変わらないように見えますが、大きな違いが3つあります。
プレート幅がややスリムに
(左:プロ/中:絹女〜KINUJO〜/右:KINUJO W)
まずはプレート幅。この写真だと少し分かりづらいのですが、プロストレートは絹女〜KINUJO〜に比べてアイロンプレートの幅がややスリムになっています。絹女〜KINUJO〜との比較写真を見ると顕著にわかるのでご覧ください。
(左:絹女〜KINUJO〜/右:プロストレート)
絹女〜KINUJO〜に比べてプロストレートの方が少し細い設計になっていることがわかります。
これは前髪や顔周りの操作性だけでなく、美容師さんが縮毛矯正をする際にも細やかな調節ができるように設計されたプロモデルならではの特徴です。
かなりの軽量化
なんと言っても軽いです。ヘアアイロンを使う時って、案外二の腕あたりが疲れてくるんですよね。特に後ろの辺りを通す時は腕が疲れやすいので、ヘアアイロンは少しでも軽いに越したことはありません。
その点において、ただでさえ十分軽かった絹女〜KINUJO〜の性能を落とさず、むしろ性能をあげた上でこの軽量化はさすがとしか言いようがありません。企業努力の賜物なのでしょう。
ロック機能搭載
個人的にすごく嬉しかったポイントなのですが、今までKINUJOシリーズにはなかったロック機能がプロモデルから搭載されました。これがあるかないかで収納のしやすさがかなり大きく変わってくるので地味に嬉しいポイントです。
操作も非常に簡単で、背面にあるロックスイッチをカチッとスライドするだけ。
結論:予算があるならプロストレートが最強
絹女〜KINUJO〜の仕上がりや温度上昇スピードはそのままに、より軽量化されて収納しやすいコンパクト設計で、それでいて小回りの効く操作性能。ヘアアイロンはずっと使うものなので、小さな妥協ポイントがズルズルと気になり続けたりするもの。
それなら初めからロック機能があってスタイリッシュなプロシリーズを買っておくというのは賢明な判断かと思います。
ですが、絹女〜KINUJO〜も十分すぎるクオリティなので、予算が許すのであればプロモデルで、ちょっと厳しいのであれば絹女〜KINUJO〜でも全然良いと思います。
【注意】プロシリーズは公式サイトでの販売がありません
プロシリーズを購入できるのは取り扱いのある美容室か、限られた正規販売認証店のネットショップのみ。
家電量販店になければ、アマゾンや楽天市場にもありません。そしてやはりアマゾンや楽天市場で正規販売店と偽る非正規店が確認されています。
プロストレートは正規販売認証店から購入されることをくれぐれもおすすめします。
▼こちらのショップはKINUJO公式サイトにも正規販売認証店として掲載されていますので安心してお買い求めいただけます。
女性