シャンプーの解析をする前に…知っておくべきこと
シャンプーの解析をするにあたって、ほとんどの人が正確性の高いシャンプー解析ができていないという事実があります。
そのため、当メディアでは独自の方法でシャンプーの解析、検証をしております。
ほとんどの人ができていない!シャンプーの効果を測定する方法
シャンプーの口コミや解析を投稿する人が増えてきましたが、シャンプーの効果を正しく測定する必要があります。
ほとんどの人は成分だけを見て解析したり、サンプルなど1回だけ使用して良し悪しを決めてしまいますが、
なぜならシャンプートリートメントの成分は髪に残り、使うごとに髪に成分が蓄積されていくことがよくあるからです。
シャンプートリートメントの成分が蓄積していくごとに髪がまとまってきたり、ベタついてきたりすることがあります。
これにより、
ということが頻繁に起こっています。
当メディアでは1週間以上使用し続けて髪の変化を観察し、そのシャンプーの採点をしていきます。
シャンプーの良し悪しは髪質によって大きく左右されるので、
前回の&honeyシャンプーでは…
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&honeyでは髪が太くて多く、毛先のダメージが気になる方にぴったりなシャンプートリートメントであり、髪が太くない方にはベタついてしまってあまり合わないという結果でした。
詳しい理由は記事をご参照ください。
それではボタニストシャンプーのおすすめの種類とその理由についてお話ししていきます。
結論:ボタニストシャンプーおすすめの種類はスカルプケアに決定!
ボタニストシリーズでもっとも成分構成に優れたシャンプーがこちらのボタニストスカルプケアでした。
販売価格はシャンプートリートメント各¥1,540(税込)
セットで買うと3000円ほどなので、決して安くはないシャンプーですが、
ボタニストボタニカルシャンプースカルプケアの主な洗浄成分
基本はこの2つ
- ラウレス-4カルボン酸Na
- ココイルメチルタウリンNa
ラウレス-4カルボン酸NaもココイルメチルタウリンNaもどちらも洗浄力は適度にありますが、低刺激な洗浄成分になります。
加えてグリチルリチン酸2Kという肌荒れを防止してくれる成分も入っているので頭皮の炎症対策もバッチリです。
それなりに原価が高く、この価格帯のシャンプーでは滅多に見られない成分構成なので、その時点で買う価値はあると思いますが、
敏感肌でない方にとっては刺激性なんてどうでも良いことですよね。
ボタニストボタニカルスカルプシャンプーの仕上がりはどうなのか?
やはり洗浄力が適度にあるのでシャンプーだけだとゴワつきます。
ですが、シャンプーでゴワつくというのは汚れがしっかりと落ちている証拠であり、シリコンなどの余計な成分が一切入っていない証でもあります。
シャンプー自体も透明に透き通っているので、これもまた余計な成分が入っていない証となり、当メディアとしては高評価です。
香りもアップル&ライムと、かなりサッパリ爽やかで使っていて大変気持ちが良いです。
シャンプー=「ケアをするもの」ではなく「洗うもの」!
そもそものシャンプーの役割は髪や地肌を洗うためのものであり、髪をケアするためのものではありません。
ただ、髪をケアするシャンプーと言われた方が買い手が増えるからそういったマーケティングが広まっただけで、
実際にシャンプーでの育毛効果は認められておらず、スカルプ系のシャンプーを使用して髪が増えるということは期待できません。
注意!スカルプ系シャンプー=髪が増えるシャンプーではない
髪を増やすには2つの方法があります。
ポイント
①新しく生えてくる髪を増やす育毛と
②抜け毛を防止することで相対的に髪が増える方法。
つまり、ボタニストのスカルプケアも育毛効果は期待できず、
なので、抜け毛はそのままで新しく髪がたくさん生えてくるというわけではありません。
ボタニストボタニカルスカルプシャンプーの総評
- 仕上がり(軽め)(重め)
- 合う髪質(細め)(太め)
- 刺激性(弱い)(強い)
- 香りのテイスト(さっぱり)(甘い)
- コストパフォーマンス(悪い)(良い)
合う髪質は真ん中あたりにしましたが、基本的にはどんな髪質でも対応可能かと思います。
髪がとても細く、絡まりやすいという方はボタニストシャンプースカルプケアのようなノンシリコン系だとシャンプー中に絡まりやすいのであまりおすすめはできませんが、
それ以外の方は問題なくお使いいただけるかと思います。
どちらかというとサッパリ洗うシャンプーであり、重ためのトリートメントを使用しても髪に成分は残りづらいので、仕上がりはお好みのトリートメントを合わせることをおすすめします。
注意ポイントは洗浄力が適度にあるのでカラーの色落ちは目立つほどではありませんが、それなりに色落ちすると思います。
ボタニストボタニカルトリートメントスカルプケアはどうなのか?
髪が細い方は大変相性が良いと思いますが、髪が太くて毛先の傷みが気になるという女性には物足りないかと思います。
あと、シャンプーの香りがアップル&ライムでサッパリ爽やかだったのに対して、トリートメントはシトラス&ムスクで若干重ためな香りとなっています。(個人的には質感が軽いので香りも軽めが良かった)
ボタニストボタニカルトリートメントスカルプケアの主な成分
グリセリンは保湿兼トリートメントの粘性を保つため(質感の調整)セタノールは乳化や光沢を出すため。だと思われるので省略します。
まずはじめにステアラミドプロピルジメチルアミンが目に入ってきますが、こちらもかなり優秀な成分で、
美容室専売品の高級シャンプートリートメントですら滅多に見かけない第3級アミン塩であり、
つまり、髪へのコーティングが弱く、ボリュームがフワッと出るので、髪が多くて毛先の広がりが広がる女性とはミスマッチとも言えます。
そういった方はボタニストシャンプースカルプケアと&honeyトリートメントを合わせて使用すると大変相性が良いと思います。
&honeyの詳細はこちら
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ボタニストボタニカルスカルプトリートメントの総評
- 仕上がり(軽め)(重め)
- 合う髪質(細め)(太め)
- 刺激性(弱い)(強い)
- 香りのテイスト(さっぱり)(甘い)
- コストパフォーマンス(悪い)(良い)
美容室専売品ですらなかなか見かけない第3級アンモニウム塩を使用しており、刺激性の高い第4級アンモニウム塩は不使用。
非常に肌に優しく軽やかに仕上げてくれることにより、髪が細くてぺたんこになりやすい女性でも安心してお使いいただける質感となっております。
敏感肌で髪が細くてボリュームが気になるという女性にぴったりだと思います。
ボタニストシャンプーを買うならおすすめの種類はスカルプケア!
シャンプーは幅広い髪質に対応しており、
刺激性も低いので万人が安心して使える高コスパシャンプーとなっており、
トリートメントは敏感肌で髪が細く、ボリュームが気になるという女性におすすめです。
(もちろん男性にもおすすめです!)
ですが、トリートメントは髪へのコーティングが弱いので、髪が太くでバサっと広がる毛先に悩んでいる方には合わないでしょう。
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※本記事は、筆者個人の感想であり、該当する商品の否定や安全性の保証をするものではありません。レビュー内容は実際に購入して使用した一個人の感想として公開しております。