DROASダメージリペアシャンプーの成分解析を美容師が本気でやってみた

シャンプー解析記事は成分のみで良し悪しを判断されていることが非常に多いのですが、

本当に良いシャンプーかどうか・どんな髪や肌に合うか？は、

実際に使ってみた「使用感」からしかわかりません。

美髪の先生

当サイトでは商品を実際に購入し、実際に使用した上で解析をしておりますので安心してお読みください。

【結論】DROAS(ドロアス)シャンプーって実際良い？悪い？

（スライドして裏表をご覧いただけます）

数々の人気YouTuberが紹介するDROAS(ドロアス)シャンプーは実際のところ良いシャンプーなのでしょうか？

ネット上では様々な動画やインスタグラムの投稿がされています。

ですが…

美髪の先生

結論から言うと、全くおすすめできないシャンプーでした…。

その根拠を具体的わかりやすく解説していきます。

DROAS(ドロアス)シャンプーの特徴

DROAS(ドロアス)シャンプーの最大の特徴は「泥が配合されている」という点にあります。

シャンプーに泥を配合するとどんな効果があるんですか？

美髪の先生

余分な皮脂を吸着するので、サッパリと洗いあがります。つまり、皮脂をたくさん奪ってしまいます。

頭皮の皮脂が過剰に出てしまっている人であれば問題ないのですが、

髪や肌が乾燥しやすい人にDROASのダメージリペアシャンプーは要注意です。

DROAS(ドロアス)ダメージリペアシャンプーの主な洗浄成分を解析

成分①ラウロイルメチルアラニンNa

洗浄力・刺激性がともに低く、アミノ酸系の洗浄剤として優秀な成分であり、安心してお使いいただけます。

成分②オレフィン(c14-16)スルホン酸Na

非常に厄介な成分で、シャンプーの成分にある程度詳しい人は１００％と言っていいほど避けたい成分です。

洗浄力・刺激性ともに非常に高く、せっかくのラウロイルメチルアラニンNaが無駄になってしまうほどの洗浄力が加えられています。

成分③ラウリルベタイン

髪の手触りを良くしてくれる効果があり、刺激性も低く、適度な洗浄力もある優秀な成分なのですが、

１つだけ注意点があります。

髪や肌に非常に残りやすい性質があるため、シャンプー後のすすぎはしっかりと行う必要があります。

成分④モロッコ溶岩クレイ

ドロアスというだけあって、実際に泥（クレイ）が配合されています。

モロッコ溶岩クレイの効果としては余分な皮脂を吸着してサッパリと洗い上げてくれるのですが、

オレフィン(c14-16)スルホン酸Naとラウリルベタインが配合されている時点で…

美髪の先生

それ以上洗浄力を上げないで…と言いたいのが本音です。

実際に使用した女性の口コミ紹介

インスタグラムで美女がこちらのシャンプーを両手に持って投稿されているものの…

 

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ほとんどは企業がお金を払って投稿を依頼しているものですので、そういった投稿ではなく

ユーザーの生の声を探してきました。

この間からDROAS（ドロアス）にシャンプーとリンスーを変えたんだが、まじあたし毎日はアイロンする人間なので、すげえ髪の毛キシキシだったのね。元の髪質も太いし。けどほんとに、あの、まじで、髪がキシキシしなくて、心配せずにアイロンがかけられるようになったのよ、マジでオススメする

— ぴくみょん (@pikumyon) December 16, 2020

DROASトリートメント、洗い上がりめっちゃキシキシするのに乾かすと髪の毛ベタベタっていう奇跡の商品だった。シャンプーめっちゃよかったのにな

— : ) (@zzzpqpqpq) November 1, 2020

DROASシャンプー＆トリートメント

今までしっとり系のを使ってたから洗い上がりのさっぱりさを凄く感じた。ブリーチしててカラーも繰り返してるけどドライ後のキシキシ感がない。匂いも爽やかで好み。
ただ新しいシャンプーで気合い入れて洗いすぎたのが原因かもしれないけど少し頭皮が痒いのが難点。 pic.twitter.com/HnhX3xN1Kj

— おもち。 (@25252_Ryo) April 18, 2020

やはり相性は人それぞれですが、「かゆい」「キシキシ」「ベタベタ」などとコメントされています。

DROAS(ドロアス)シャンプーに合う合わない髪質・肌質

シャンプーは髪との相性も重要ですが、頭皮をはじめとする肌質との相性も重要になってきます。

肌に合っていないと背中ニキビの原因になったり、頭皮のフケや抜け毛の原因にもなります。

DROAS(ドロアス)シャンプーは洗浄力が比較的高い成分を使っているので、

敏感肌・髪が細くて抜け毛が気になる・髪や頭皮がパサパサと乾燥しやすい

美髪の先生

という人は使わない方が良いでしょう。

【総評】DROAS(ドロアス)シャンプーは買うべきか？

仕上がり（軽め）（重め）

合う髪質（細め）（太め）

刺激性（弱い）（強い）

香りのテイスト（軽い）（重い）

コストパフォーマンス（低い）（高い）

美髪の先生

辛口採点ですが、決してコストパフォーマンスの良い製品ではないと思います。

洗浄力が高く、刺激性もそれなりにあるので痒みも出やすく、敏感肌であったり髪や肌が乾燥しやすい人には合いません。

皮脂の分泌量が多く、敏感肌ではないという方には問題なくお使いいただけるかと思います。

最近はシャンプーのコスパが全体的に上がってきているので、

美髪の先生

DROASダメージリペアの成分構成ですと、価格相応かそれ以下といった印象です。

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DROAS(ドロアス)ダメージリペアトリートメントはどうなのか？

（スライドして裏表をご覧いただけます）

美髪の先生

結論から言うと、シャンプーほどではありませんが、おすすめはできません…。

基本的にはシリコンに依存する形でコポリマーで髪をコーティングし、手触りの向上改善を目指すものであることは確かですが、

わりとありきたりな成分構成で、なにか特別目立って良いというポイントがありません。

DROAS(ドロアス)ダメージリペアトリートメントの成分解析

美髪の先生

成分について詳しい人は上の画像をご覧になってゾッとしたかと思います。

皮膚刺激性の高い第４級カチオン界面活性剤・食品の植物油脂としても多く利用される安価なパーム油・ジメチコンなどの安価なシリコン。

そしてトリートメントなのに謎に泥（クレイ）が入っている。

泥は皮脂を吸着する洗浄成分に近いものなので、トリートメントに入れる必要はないはずですが、商品名がドロアスなのでわからなくもないかな…。

とはいえ、販売価格が税込み９９０円なので仕方ありません。

美髪の先生

これで２千円とかなら最悪な成分構成。価格的に「仕方なし」なトリートメント。

DROAS(ドロアス)ダメージリペアトリートメントは買うべきか？

仕上がり（軽め）（重め）

合う髪質（細め）（太め）

刺激性（弱い）（強い）

香りのテイスト（軽い）（重い）

コストパフォーマンス（低い）（高い）

美髪の先生

正直なところ、わざわざ買わなくて良いと思います。

シャンプートリートメントで２千円切るのは魅力的ですが、あと千円出せばもっと髪や肌に良いシャンプートリートメントが手に入ります。

【解析結果】実は同社が販売しているあのシリーズの方がおすすめ

ボタニカル系シャンプーを流行らせた大人気シリーズ「ボタニスト」ですが、

美髪の先生

実はボタニストもドロアスも大元の会社は同じくIーneさんです。

ドロアスはボタニストよりも価格を抑えて製品化されていますが、

ボタニストの方が抜きん出て髪や肌に優しい商品です。

ボタニストスカルプケアの洗浄成分の刺激性はマイルドで、かつ適度な洗浄力があり、低刺激にサッパリと洗うことができます。

美髪の先生

価格的にもボタニストスカルプケアの方がお得であることは間違いありません。

詳しくは↓

美髪の先生

せっかく購入されるなら、もう少し予算を出してボタニストのスカルプケアシャンプーを検討してみてはいかがでしょうか？

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※本記事は、筆者個人の感想であり、該当する商品の否定や安全性の保証をするものではありません。レビュー内容は実際に購入して使用した一個人の感想として公開しております。

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